MIYAGI KOGYO
https://miyagikogyo.co.jp/miyagikogyo
商品名:#100 Cap Toe Oxford
これまで世界各国の革靴を何万足と磨いてきたシューシャイナーの長谷川さん。
革を知りつくした彼に日本の革を磨いてもらいました。
路上靴磨きを始めて14年。誰に教わるのではなく、独学のみで、その奥深い世界観にどっぷりとはまっていったという。個人的にはキメの細かなカーフが好きだという。2017年度「ワールド・チャンピオンシップ・オブ・シューシャイン」優勝。
「これまで生産国の異なる革を使用した靴を多く見てきましたが、まず日本の革はタフだなあ、という印象です。もちろん、革自体の特性やバリエーションもあるとは思うのですが、靴に関していえば顔料系で染めた革を多く見てきたからでしょう。 独特の光沢があってダメージにも強い。革の経年変化を考えると、少し物足りなさを感じてしまうとは思いますが、それでも天然素材である革なので、特有のエイジングを見せてくれます。最近では、長年使用することで深みを増していくフルベジタブルタンニンの革も多く見られるようになってきましたが、私はどちらの革の表情も好きですね」
そう話すのは、2017年、靴磨きの世界一を決める「ワールド・チャンピオンシップ・オブ・シューシャイン」で優勝した長谷川さん。革をいかに美しく磨けるか。長年にわたり革を磨いてきたテクニックで彼を超える人は世界に存在しない。 キメの細かな若牛の皮を鞣したカーフがお気に入りだという彼も、革本来の美しさに魅了されたひとりだ。
「革は天然素材ですから、気候や湿度、温度が仕上がりに大きく左右します。また、個体差も大きく関係し、皮によっては血筋が残っていたり、皮に傷があったり、それも革の風合いといってしまえばそれまでですが、均一に仕上げること自体が簡単なことではありません。それでも均一な仕上がりを見せる日本の革は、日本人らしい真面目で丁寧な手仕事が革に表れているんだと思います」
一生モノといわれる革製品。しかし、メンテナンスフリーというわけではない。愛で方次第で将来的に宝物になり、価値が生まれることもある。革は美しさを楽しむ嗜好品でもあるのだ。
「私は、革には育てる楽しみがあると思っています。大切に使い続けることで靴が育ち、自分だけの革へと仕上がっていきます。そのためには日頃のメンテナンスが重要です。革に付着した汚れを落とし、定期的に革に栄養を補給してあげる。履くたびに1、2分、ブラシで擦ることを意識するだけで随分と違います。そうすることで一生モノの革へと育っていきます。革の一番の魅力はそこではないでしょうか」
2017年5月、ロンドンの高級靴の祭典「ロンドンスーパートランクショー」内で行われた、「ワールド・チャンピオンシップ・オブ・シューシャイン」 という靴磨きの世界一を決めるコンテスト。この大会で長谷川さんは見事優勝を果たした。
こちらが世界一のシューシャイナーを証明する表彰状。
東京・青山に靴磨きの専門ショップをオープンさせ、早11年。ショップではお客様が職人を指名できる指名制となっている。
東京都港区6-3-11 PAN南青山204
03-3797-0373
火曜定休、年末年始、臨時休業もあるのでホームページでご確認ください。
http://brift-h.com
長谷川さんが教えてくれました!
Before
After
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商品名:#100 Cap Toe Oxford
長谷川さんカンタンお手入れ方法を公開!
Before
After
https://miyagikogyo.co.jp/strelax
商品名:LX831
・馬毛ブラシ
・クリーナー
・保養クリーム
・ワックス
・水
・柔らかい布