あらゆる世代に愛される、京都発のレザーコレクション。

RECOMMENDED POINTS

ファッションブランドで経験を積んだ押野敬子さんが京都市中京区に構えるアトリエ兼ショップ、革工房リム。革を「裁つ」「貼る」「縫う」「磨く」、すべての工程を手作業で仕上げる、趣のあるコレクションが人気だ。押野さんが目指すのは、レトロな喫茶店のように、老若男女が楽しめるシンプルなもの。アルバムやスケッチブックとして使える麻糸で綴じた革張りのノートや、三角形のレザーのコインケースなどが人気だ。“コロナ禍にも家でものをつくる感動を提供したい”と、ポシェットの手作りキットも考案した。フォトグラファーの内藤貞保さんはコインケースを愛用中。「手のひらに収まるサイズのコインケースは、蓋を開ければケースの中が見やすく、少し傾けるだけでコインが出てきてチョイスするのも簡単です。革は薄手でしっかりしているので型崩れの心配がなく、鞄やポケットに気を遣わずにしまえるのもうれしい。金留めした穴にきれいな色の紐で鍵をくくり、鍵をケースの中に入れて、ちょっとしたカスタムを楽しんでいます。使っていくほどに革の風合いが楽しめるのも醍醐味ですね」

革工房リム Leather Craft Rim
インテリアブランド、カトリーヌ・メミやヨーガンレールなどで経験を積んだ押野敬子さんが立ち上げた工房。京都のショップでは既製品が揃うほか、色をチョイスできるカラーオーダーも実施。縦型ポシェットの手作りキットは、牛革の編み紐や縫い糸などもセットに。
https://www.rim-works.com/
Instagram:@rim_ossy
内藤貞保 Sadaho Naitoさん
フォトグラファー
京都で生まれ、京都で育ち、京都でカメラアシスタントを経てフリーランスとなった、根っからの京都人。小学3年生の時に父親より「NIKON EM」を譲り受け、写真人生がスタート。関西を中心に雑誌、広告の撮影を行う。『祇園 鍵善 菓子がたり』(世界文化社刊)の撮影を担当したことをきっかけに和菓子にはまり、自宅でお抹茶を点てることに夢中。
https://sada-bon.tumblr.com
Instagram:@sada_bon

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, Text: Maki Shibata

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