小さくても個性を発揮。差し色で楽しみたいレザーアイテム。

RECOMMENDED POINTS

鮮やかな牛革のガラスレザーや、温かみのある羊革。レザー素材なら小さくても存在感と個性を発揮。使うほどに色ツヤが増していくのもレザーの魅力。

◯ハーネスレザーベルト/minca(写真2枚目)
栃木レザーの中でもmincaのみが扱う特別な「ハーネスレザー」を使ったベルト。5㎜ほどのしっかりとした厚みがありながらも、植物タンニン鞣しによるしなやかさと馬具にも使用されるほど堅牢さを併せ持つ。表面には鮮やかな丘染めが施され、使うほどになじんでエイジングが楽しめる。コートの上からウエストマークして、装いのアクセントに。

◯ミニショルダー UNIT/FABRIK(写真3枚目)
吟面の発色が美しいガラスレザーのパッと華やかなカラーリングが目を引くショルダーバッグ。硬めの一枚革を折りたたむようにしつらえ、丸みのある箱型フォルムに。片面がヌメ革のキャリーストラップはリバーシブルに使え、取り外せば、バッグインバッグとしても楽しめる。シンプルなスタイルに、スパイスを加えるように持ちたい。

◯藤巻百貨店別注 レディースラム革手袋/平田商店(写真4枚目)
国内でも数少ない手袋用の革専門のタンナーが鞣した、柔らかなタッチが魅力の羊革をベースに、指のマチ部分にはきめが細かくソフトなラムスエードを採用。手にピタッとなじむ特殊な縫製は、ハンドメイドの革手袋をつくり続ける工房ならではの高度な技術が感じられる。温かみのある発色と、まるでオーダーメイドのようなフィット感は、大切な人へのギフトとしても喜ばれそう。

minca(ミンカ)
革製品のプロフェッショナルとして、丁寧なものづくりを通して栃木産レザーの魅力を発信するミンカ。もともと警察の装備品などを手がけてきた熟練の技術を、デイリーな革小物に活用。バッグや財布をはじめ、ステーショナリーや服飾小物など、幅広いレザーアイテムを制作している。
https://www.minca-handmade.com/
Instagram: @minca.official
「日本革市」のmincaの紹介ページはこちら。
https://www.kawa-ichi.jp/item/brand/minca/
FABRIK(ファブリック)
“FABRIK”とはドイツ語で“工場”の意味。クラフトマン(職人)の山本達朗さんとプロダクトデザイナーとしてキャリアを積んだ鈴木大基さんが2012年に設立。レザーの味わいを楽しめる、シンプルでタイムレスなアイテムを発表している。
https://fabrik-tokyo.net/
Instagram: @fabrik_tokyo
平田商店
国内産手袋の9割を担う香川県東かがわ市で、半世紀以上にわたり革手袋をつくり続ける。羊革、鹿革、猪革、牛革など、一枚一枚の革の個性を見極め、裁断から縫製まで職人の手で丁寧に仕立てる。使うほどに手になじむ、上質な日本製手袋を届けている。
https://www.hirata-glove.com/
Instagram: @glove_hirata

photography: Kouhei Iizuka, styling: Rio Hashimoto, text: Miki Suka

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