古風ながま口を、レザーでモダンにアップデート。

RECOMMENDED POINTS

がま口の愛らしいフォルムには何ともいえない魅力がある。使うほどに表情を変える、柔らかなレザーの触感を楽しんで。

◯バリエーション豊かなくすみカラーが印象的な、ナフカ(nafka)のがま口小銭入れ。使用しているレザーは濃淡が美しく、ヴィンテージ調の風合いも魅力。開けると、小銭を種類別で収納できる専用レーンが並ぶコインキャッチャーが備わっている。もちろんコイン以外にお札やカードを収納できる仕切りやポケットも付き、便利さと楽しさが同居した遊び心あふれる逸品。

◯京都在住のフランス人の職人が営む工房、ラ・ファブリック・クルヴォン(La Fabrique CREVON)が制作するがま口ポーチ。害獣として駆除され捨てられてしまう予定だったシカとイノシシの皮をたつの市のタンナーが美しい革に生まれ変わらせた、俳優・松山ケンイチのプロジェクト「モミジ(momiji)」のレザーを使用している。味わいのあるレザーとレトロなクラスプが相性抜群。

◯優しい風合いのソフトレザーを用いた、タイドウェイ(TIDEWAY)のがま口付きポシェット「SHEETS METAL CLASP POCHET」。その名のとおり、洗いざらしのコットンシーツのようなニュアンスをレザーで表現したシリーズ。同素材のレザーストラップを付けてポシェットとして使ったり、ストラップを外してバッグインバッグにしたりと、大活躍してくれること間違いなし。

ナフカ nafka
フィンランド語で、“革”を意味するNahkaに由来して名付けられたレザーブランド。大自然の中に入った時の心地よさを表現するべく、天然素材にこだわった革小物を制作する。バリエーション豊かな表情をもつレザーを引き立てる、シンプルなフォルムのアイテムが特徴。
Instagram: @nafka.official
ラ・ファブリック・クルヴォン La Fabrique CREVON
フランス人の職人クルヴォン・クリストフによる、セミオーダーの革製品の工房。京都の工房で手作りされるのは、バッグから財布、カードケース、ポーチやベルトなど多数。Momiji(モミジ)シリーズは、害獣駆除で捨てられる運命にあった鹿や猪の革を使うなど、自然環境への意識も高い。
https://lfcrevon.com/
Instagram: @lafabriquecrevon
タイドウェイ TIDEWAY
ブランド名のタイドウェイは“潮の流れ”という意味。ひとつとして同じ表情のない潮の流れのように、本革に遊び心を加えて、常に新しいテイストを生み出すという意味が込められている。“社会貢献”をブランドの柱のひとつにしており、日本の生産現場の活性化を願って、ほぼすべてのアイテムを国内の工場に発注してコレクションを制作。
https://tideway.sanki-net.co.jp/
Instagram: @tideway_official

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka

BACK TO LIST

PAGE TOP