繊細な眼鏡を守る、しなやかで丈夫なレザーケース。

RECOMMENDED POINTS

立体的な構造のものから、眼鏡の形に寄り添い経年変化するフラットタイプまで。眼鏡ケースは、丈夫かつほどよい柔らかさとクッション性をもつレザー素材が断然おすすめ。

◯植物タンニン鞣しの牛革を使った、眼鏡を包むように収納する、レヴェル(REVEL)の眼鏡ケース。革と金属を使用した雑貨を提案する「クリフ(Clife)」シリーズの一品。革と金属、それぞれの加工技術が注ぎ込まれた美しいフォルムが特徴だ。

◯カレイドスコヲプ(KALEIDOSCOPE)の眼鏡ケースに使われているのは、ヌメ革のなかでも特に強度が高いとされる部位「ダブルショルダー」の床革。2.5mmもの厚みがある革を内側に折り込むように成形することで、内側に空間がつくられて出し入れしやすい。革のストラップは、どんな厚みの眼鏡にも対応可能。

◯無駄を削ぎ落とした、フラットでコンパクトな眼鏡ケースは、デザイナー自身がクラシックなデザインの眼鏡が好きだというケント ハシグチ(KENTO HASHIGUCHI)らしい一品。眼鏡ケースと思えないほど薄く、スタイリッシュなフォルムはみんなの注目を集めそう。フラットで小ぶりな眼鏡が好きな人におすすめ。

レヴェル REVEL
デザイナーRyo Yamazakiと、革職人であり商品撮影も担当するKeisuke Masudaが2012年に立ち上げたレザーブランド。神奈川県・湘南に工場を構え、折り紙のように革を折り曲げてつくることで縫い目を減らし、美しいシルエットに仕立てる“折革"製法により、コンパクトかつ機能的な革アイテムを追求。
https://revel.jp/
Instagram: @revelweb
カレイドスコヲプ KALEIDOSCOPE
植物タンニン鞣しの革に焦点を絞り、独自の手法でバッグや革小物を制作。「万華鏡」を意味するブランド名には、筒を覗くと煌めく世界が広がるカレイドスコープのように、“新鮮だけどどこか懐かしい”ものをつくりたいとの思いが込められている。
https://kaleidoscope.tokyo/
ケント ハシグチ KENTO HASHIGUCHI
京都にアトリエを構える新進レザーブランド。普遍性をテーマにした「クラシックライン」と実験的な「コレクションライン」を展開する。「フォールド」コレクションは、レザーの裏面を彫刻刀で掘ることによって、縫い合わせでは不可能な独特のシルエットを表現する。京都市中京区にパートナーショップ「酢橘堂」がある。
https://www.kentohashiguchi.com
Instagram: @kentohashiguchi, @sudachidou

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka

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