遊び心と品格を、レザーチャームでさりげなく。

RECOMMENDED POINTS

遊び心を利かせたレザーのチャームは、小さくても抜群の存在感。バッグに飾ったり、鍵に付けたり、気分に合わせて気軽に付け替えて楽しもう。

◯お家やテニスラケット、バイク、動物など、さまざまなモチーフにかたどられた、ヌメリ（numeri）のポップなキーチャーム。牛革を使用し、ナチュラルな色合いからビビッドな発色のものまで全9色をラインナップ。重ね付けしたり、用途によって形や色を使い分けたりしても楽しい。

◯ロー・アンド・ニードルズ（lore ＋ needles）の「編 amu」シリーズの「鍵輪」は、二つ折りにした革を編み込んだキーホルダー。ヌメ革と柿渋染めの牛革、そしてポリフェノールと鉄分を用いて紺色に発色させた鹿革の3種類が揃う。小さくシンプルなフォルムに、作り手のエシカルな姿勢が詰め込まれた一品。

◯鮮やかな発色のレザーにゴールドの数字と矢印のモチーフを刻印し、真鍮プレートと組み合わせた、タイドウェイ（TIDEWAY）のスタイリッシュなキーホルダー。10色もの色展開があるオイルレザーは、革製品を作る過程で出た端材を使用している。どの数字を何に付けようかと、想像力が広がる。

ヌメリ　numeri: 国産の牛革を使い、ハンドメイドにこだわったレザーバッグ・小物のブランド。“numeri”とはイタリア語で「数字」の意味。東京下町の工房で職人たちが丁寧につくる、シンプルで使いやすいバッグを数多くラインナップ。東京・蔵前にてnumeriのレザーアイテムを扱う常設ショップと併設のカフェを展開している。
https://numeri-tokyo.com/
Instagram: @numeri_bag
ロー・アンド・ニードルズ　lore ＋ needles: 2019年に、鳥取県・智頭町で設立した革工房。智頭町に移住したのは、この地の広大な敷地に立つ古民家で、石臼など昔ながらの道具を使って料理を提供する「山里料理みたき園」の姿勢に、理想の世界を見たことがきっかけという。植物タンニンで鞣した革を使い、ひとつひとつ手仕事、手縫いで制作。
https://loreandneedles.com
Instagram: @loreandneedles
タイドウェイTIDEWAY: ブランド名のタイドウェイは“潮の流れ”という意味。ひとつとして同じ表情のない潮の流れのように、本革に遊び心を加えて、常に新しいテイストを生み出すという意味が込められている。“社会貢献”をブランドの柱のひとつにしており、日本の生産現場の活性化を願って、ほぼすべてのアイテムを国内の工場に発注してコレクションを制作。
https://tideway.sanki-net.co.jp
Instagram: @tideway_official

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka