レザーのミニバッグを、シーンごとに使い分けて。
RECOMMENDED POINTS
軽やかなミニバッグは使い勝手がよく、小さくてもインパクトのあるフォルムを選びたい。革の風合いや発色で印象が大きく変わるからこそ、シーンに応じてさまざまなバッグを使いこなせたら素敵。
◯帽子ケースに着想を得てデザインされた、コンパクトなラウンドフォルムが愛らしいエポイ（Epoi）の2WAYショルダーバッグ。型押しを施した牛革を使い、しっかりとしたボディの硬さが上品な佇まい。ショルダーストラップを取り外してハンドバッグとして使うこともできる。日本の伝統色を表現した美しい色合いが魅力。
◯特殊な染料と油脂で加工した“洗える革”で仕立てた、トウキョウレザーファクトリー（TOKYO LEATHER FACTORY）の巾着型のショルダーバッグ。マスタード色に染められたピッグスエードのバッグは、ソフトで滑らかな風合いが特徴で、荷物の出し入れもスムーズ。洗うほどに色合いが変化し、デニムのような経年変化を楽しめる。
◯立体折り紙にインスパイアされた、ケントハシグチ（KENTO HASHIGUCHI）による「FOLD（折り）」をテーマにしたレザーコレクションのミニバッグ。レザーの裏面を彫ることで、縫い合わせでは作れない幾何学的なシルエットを実現。本革ならではのかっちりとした硬さとしなやかさを存分に感じられる逸品。
- エポイ Epoi
- 1917年（大正6年）に創業した歴史ある革製品メーカー、AJIOKAから生まれたスタイリッシュなブランド。ミニマルでありながらファッション性の高いレザーアイテムが、持つ人のスタイルを引き立たせる。国産レザーと日本の確かな技術にこだわるシキ（Shiki）シリーズが人気。
https://www.epoi-jp.com
Instagram: @epoi_official - トウキョウレザーファクトリー TOKYO LEATHER FACTORY
- 1948年創業の東京都墨田区のタンナーから生まれたファクトリーブランド。受け継がれてきた技術と経験を生かし、植物タンニン鞣しの豚革や、中性洗剤で手洗いすることができる“洗える革”を使用した革小物を制作する。
https://www.tokyoleatherfactory.shop/
Instagram: @tokyoleatherfactory - ケントハシグチ KENTO HASHIGUCHI
- 京都にアトリエを構える新進レザーブランド。普遍性をテーマにした「クラシックライン」と実験的な「コレクションライン」を展開する。「フォールド（FOLD）」コレクションは、レザーの裏面を彫刻刀で彫ることによって、縫い合わせでは不可能な独特のシルエットを表現する。京都市中京区にパートナーショップ「酢橘堂」がある。
https://www.kentohashiguchi.com
Instagram: @kentohashiguchi
Instagram: @sudachidou
photography: Sakai De Jun, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka