上質な日本産レザーの小物で 日常にファンタジーを紡ぐ。

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兵庫県・丹波篠山市の自然豊かな場所にアトリエ&ショップを構える、革工房ミミ(mimi)の鈴木恵美さん。地元が栗の産地であることから、栗や葉っぱのモチーフ、女の子のキャラクターから生まれたブローチなど、身近なものを素材に絵本のような世界を表現する。使用するレザーの大半は日本有数の革の産地、姫路市とたつの市で鞣されたもの。「日本産レザーは使う人のことまで考えてつくられていて、丈夫で扱いやすく、しっかりと経年変化していきます。これはタンナーさんの努力の賜物」と語る。息子・陵汰朗さんが手織りする「さをり織り」と革を組み合わせたバッグも話題。葉っぱ切り絵アーティストとして注目されるリトさんは、栗のチャーム付きポーチを日常使いする。「葉っぱ切り絵を制作する時に使う、デザインナイフやペンなど仕事道具を入れています。触った瞬間にこの素材のよさを実感しました。革のポーチは“大人の男性”のイメージでしたが、栗のチャームが可愛らしくて、とても気に入っています。時間をかけて使い込むほど革が柔らかくなり、これからもっと自分になじんでいくのが楽しみです。息子さんの『さをり織り』を取り入れて鈴木さんが作る作品も興味深い。僕の『葉っぱ切り絵』もそうですが、ただきれいなだけでは見る人に響かない。どんな人がどんな思いを込めて作っているのかが大切。バックボーンを知ってもらうことで、きっと多くの人がファンになってくれると思います」

革工房ミミ Kawakoubou mimi
兵庫県丹波篠山市の山合に佇む閉校した小学校を改装した「里山工房くもべ」にアトリエ兼ショップを構える。「使ってくれる人を後押しできるようなものを」との思いから、シンプルで使いやすく、可愛いアクセントを加えたバッグやポーチなどを制作。今年は息子の陵汰朗さんが手織りする「さをり織り」とコラボした作品展も開催。ショップは金曜日のみ営業(11時~15時)。
https://mimibag.exblog.jp/
Instagram:@mimi.bag55,@white.pocket7
リト@葉っぱ切り絵 lito@leafartさん
葉っぱ切り絵アーティスト
2018年、会社員だった時にADHD(注意欠如・多動性障害)と診断され、偏った集中力を生かし葉っぱを使った切り絵作品を制作。20年からSNSに投稿し大反響、現在インスタグラムのフォロワー数は26万人を超える。著書に『葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界』(講談社刊)、『葉っぱ切り絵メッセージカードBOOK 離れていても伝えたい』(講談社刊/ 21年12月3日発売予定)。葉っぱ切り絵とコラボした母の刺繍作品のインスタグラムも人気。
©『いつでも君のそばにいる』(講談社)
Instagram:@lito_leafart@ yukie5840

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