東京オリンピックに着想を得た、ソフトボール型レザーポーチ。

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2016年に小花亮介さんが東京・中目黒で立ち上げたアールアトリエ中目黒。サラリーマン時代にレザークラフトに夢中になった小花さんが、“こんな工房があれば”という理想を形にした場所だ。ワークショップを実施するほか、栃木産レザーを使ったスマートフォンポーチやがま口ポーチなど、革の魅力を実感できるアイテムを展開する。昨年の東京オリンピックで金メダルを獲得した日本女子ソフトボールチームの活躍に、小花さんが触発されてつくった「ソフトボールポーチ」は、スタイリストの小笠原夏未さんも虜に。「私は一日の中でアクセサリーを付け替えることもあるので、リングやネックレスなど持ち歩くポーチとして最適なんです。ソフトボールとほぼ同じ大きさというだけあって収納力があり、ボール状にしっかりと作られているので、中でリングが潰れるような心配もありません。赤いステッチと存在感のあるロゴがキャッチーで、愛着が湧いてくるアイテムです」

アールアトリエ中目黒 R atelier Nakameguro
コンセプトは「レザークラフトの魅力を世界中に発信し続ける」。ラグビーボールバッグなど、オリジナリティあふれるアイテムを発表。本格的なレザーバッグやレザーサンダルを制作できるワークショップを定期的に開催している。
https://artatelier.base.ec/
Instagram:@art_atelier_du_travail
小笠原夏未 Natsumi Ogasawaraさん
スタイリスト
1993年生まれ。金沢市出身。文化学園大学服装造形学科にて服作りを学び、卒業後はバンタンデザイン研究所スタイリスト科に入学。卒業後スタイリスト山口翔太郎氏に師事しアシスタントとして国内外のさまざまな媒体に関わる。2020年秋に独立。東京を拠点として「フィガロジャポン」や「シュプール」などのファッション誌、タレント、広告を中心に活動中。いま興味があることは陶芸と古道具。
http://natsumiogasawara.com
Instagram:@natsumi.ogasawara

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, Text: Maki Shibata

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