淡路島でつくられる、人生に寄り添うベビーシューズ。

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兵庫県・淡路島の海の見える工房で、ハンドメイドで制作されるレザーブランド、バータム(Bartam)。シンプルで飽きのこない、持ち主の人生に寄り添うレザーコレクションを発信する。ヘアアクセサリーやシューズクリップなどが揃う中、注目は手縫いのファーストシューズ。植物タンニン鞣しの牛革や二層構造の中敷きを使い、赤ちゃんが歩きやすい工夫がなされている。ライフスタイルショップ「シティショップ」のコンセプター・バイヤーの片山久美子さんは、もうすぐ1歳になる娘のためにモカシンシューズを準備。「ものが溢れる時代だからこそ、背景やつくり手の想いを知り、愛を纏ったアイテムと永く付き合っていきたい。それは子どもにとっても同じです。多くはいらないので、丁寧に作られたプロダクトとともに成長してほしいと願います。このモカシンシューズは、まさにそう! 職人さんがひと針ひと針仕上げる上質さが心を満たしてくれます。大人っぽい佇まいもタイプです。この小さくて真摯なファーストシューズを履いて、素敵な人生を歩みだしてくれますように」

バータム Bartam
2019年に設立。医療用の靴やレディス靴のパタンナーを務めたデザイナーによるファーストシューズが人気。クッション性を追求した製法や足当たりのいい素材にこだわった本格派。シンプルなバブーシュやカードケース、オーナメントなども制作。
https://minne.com/@bartam-0826
Instagram:@bartam0826
片山久美子 Kumiko Katayamaさん
「シティショップ」コンセプター・バイヤー
1981年静岡県出身。青山学院大学仏文学部卒。2006年よりセレクトショップバイヤーとしてのキャリアを積みはじめる。16年にベイクルーズグループに入社。17年から「シティショップ」コンセプターとして、ファッション部門の買い付け、オリジナル商品の企画など総合的なディレクションを手がける。半年に一度の買い付けではニューヨーク・パリ・ロンドンのほか、メキシコやトルコ、ペルーといった辺境の地へも飛び回り、その圧倒的なバイタリティと確かなセンスが評判。大事にしているフィロソフィーは“物語のあるものを身に着ける”。
Instagram:@lacasita522

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, Text: Maki Shibata

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