使う人の個性を刻む。 ヌメ革のシンプルなプロダクト。
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レザーブランド、ブレイシーズ(Braces)を2020年に立ち上げたデザイナー、岩本大樹さんの革との出合いは“野球”だった。学生時代に野球少年だった岩本さんはグローブを磨くのが好きで、日々手入れするなかで、使い方によって表情が異なる革の魅力に気付く。美しく経年変化する姫路産のヌメ革を使ってデザインするのは、そんな持つ人の個性が刻まれるシンプルなレザーアイテム。レコード盤の埃を避ける「ターンテーブルマット」は、年代物のレコードと時間をかけて変化していく革の相性のよさから着想を得て生まれた。マルチケースは財布や小物入れにもなり、鍵も付けられるフレキシブルなデザイン。女性誌などで活躍するモデル、横田美憧さんはこのマルチケースを愛用中だ。「マットな質感の革は、使うほどに艶が出て肌なじみがよくなってきました。マルチケース単体としてはもちろん、ストラップの金具を取り外し、バッグの中に入れて小さなポーチとして活用できる点も気に入っています。これからもずっと使い続けていきたいです」
- ブレイシーズ Braces
- 「もっと気軽に、もっと近くに」をコンセプトに、ジェンダーレスで上品なレザープロダクトを提案。「ターンテーブルマット」と「アイフォンケース バッグ」は注文を受けてから製作する受注生産。“Braces ”とはイギリス英語で“サスペンダー”の意味。岩本さんが英国のクラシックスタイルを好み、ベルトよりサスペンダーを使うことからネーミング。
https://braces-tokyo.com
Instagram: @braces.tokyo
- 横田美憧 Mito Yokotaさん
- モデル
雑誌やアパレル広告など多岐にわたり活躍中の大阪出身の24歳。屈託のない笑顔とアンニュイな表現をあわせ持つ。撮影前のメイクルームではおしゃべりが止まらない、チームの人気者。アクティブに過ごすことも、漫画やゲームなどインドアで楽しむことも好き。
Instagram:@mitoyokota
photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, Text: Maki Shibata