青柳文子が愛用する、機能性と美しさを併せ持つレザーアイテムたち。

青柳文子(モデル、俳優)

一児の母にして、モデルや女優、タレントとして幅広く活躍している青柳文子さん。普段から愛用しているという「OLDMAN'S TAILOR」のショルダーバッグは、2年前に旅先で手に入れたもの。

品のよさと、ほどよいカジュアル感。

「旅に出た時はいつも、その土地の作家さんが作ったお土産を買うようにしています。山梨の麓に、OLDMAN'S TAILORの基幹店があったので、購入したのです」。数あるバッグの中でも、ユニークなこの形に惹かれたという青柳さん。

「革物を持ち歩く時はよそ行きのスタイルが多いです。このバッグは、品がありながらも堅くなりすぎない、ほどよいカジュアル感が魅力。ショルダータイプなので両手が塞がる子育て中はもちろん、美術館や芸術祭など、歩き回ることが多い日も欠かせません。旅行の時には必ず持っていくアイテムです」

仕事やフォーマルな場に欠かせないバッグ。

いっぽう、仕事に出かける時はトートバッグが必需品。「4、5年前から愛用しています。ノートパソコンや書類、雑誌などがすっぽり入るので、きれいに持ち運ぶことができて仕事の日にはぴったり。ネイビーや黒もありましたが、ライトブラウンは色が変わってもいい味を出してくれそうなのと、私の普段のコーディネートにも合いそうなので選びました。幼稚園の入園式など、フォーマルな場にもフィットしてくれます」

レザーコードのリボンが遊び心をプラス。

最後に紹介してくれたのはショートブーツ。ジップアップの金具にはレザーコードが付いており、蝶々結びにしてレディなアクセントを利かせている。「インスタグラムで見つけて、オンラインショップで購入しました。ヒールが太く歩きやすいデザインですが、後ろから見た時に見えるリボンの遊び心もあって気に入っています」

“エコ”とは何か、を考えて選ぶこと。

ファッションシーンでいまあらためてフィーチャーされている、“エコ”や“フェイク”の定義について、青柳さんは次のように話す。

「何がエコなのかを考えることが大事だと思うんです。“レザーアイテムを作るために”という目的ではなく、副産物として命を無駄にしないという考え方から生まれたものであれば、本物のレザーを使うことこそがエコなのではと考えます。本来は自然の流れの中で生まれた素材ですし、何事においても無駄にしない心を常に持っていたいです。革物は長く使うことができるので、物をたくさん消費しないという意味でも魅力的ですよね。買う時は必ずタグを確認して、100パーセント天然のアイテムを買うようにしています」

青柳文子 Fumiko Aoyagi さん
雑誌ほか、映画、TVドラマ、CM、アーティストMVなど多方面で活躍。執筆業などさまざまな分野で才能を発揮し、同世代女性たちの支持を集める。
Instagram:@aoyagifumiko

photos : YUKA UESAWA, realization : REI SAKAI

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