使うのが楽しくなる、機能性抜群の長財布。

RECOMMENDED POINTS

コンパクトな財布もいいけれど、存在感ある長財布はやっぱり使いやすくて魅力的。長く使うからこそ、納得のいく一品を選びたい。

◯肌触りがよく、手にしっくりなじむソフトレザーで制作された、ケント ハシグチ(KENTO HASHIGUCHI)のスリムロングレザーウォレット。横幅を1万円札に合わせてデザインしたことで、長財布ながらコンパクトさも実現。シンプルな佇まいながら、収納ポケットや斜めに縫製されたコインケースなど、細かな部分にも機能性を実感できる。

◯ラウンドファスナーが使い勝手のいい、イロセ(i ro se)の長財布。ファスナーを開けると中仕切りがまるで仕掛け絵本のように大きく開き、コイン、カード、お札それぞれの部屋を一度に見渡せる。たくさん収納しても膨らまず、スリムな形のままなので、旅のお供にもおすすめ。オイルを含ませた植物タンニン鞣しの牛革は、使い込むほどに自然な艶が生まれるのも長く使う楽しみ。

◯神戸元町のレザーブランド、喜市(Kiichi)。兵庫県たつの市のタンナーによってつくられた特注の牛革を使用する「シェード」シリーズの長財布は、内側にも牛革が使用された高級感あふれる一品。カードポケットが12枚分付き、蓋部分を短くすることで開閉時にかさばらずに使用できるなど、機能性も抜群だ。

ケント ハシグチ KENTO HASHIGUCHI
京都にアトリエを構える新進レザーブランド。普遍性をテーマにした「クラシックライン」と実験的な「コレクションライン」を展開する。「フォールド」コレクションは、レザーの裏面を彫刻刀で掘ることによって、縫い合わせでは不可能な独特のシルエットを表現する。京都市中京区にパートナーショップ「酢橘堂」がある。
https://www.kentohashiguchi.com
Instagram: @kentohashiguchi, @sudachidou
イロセ i ro se
兄弟という意味の古語をブランド名に冠した、兄弟デザイナー高橋源と高橋大によるレザーアクセサリーのブランド。日本の職人技術を惜しみなく用いて、建築物や折り紙のように、革を立体的に構築していくバッグや財布、レザー小物はどれも美しい佇まい。
https://irose-shop.net
Instagram: @i_ro_se_official
喜市 Kiichi
兵庫県の神戸元町で生まれたレザーブランド。オーナー/デザイナーの片山喜市郎が手がける、日本産革と日本の職人技にこだわったシンプルで美しい財布や名刺入れ、ポーチやトートバッグなどの商品をラインナップ。革の種類によって分類された「モイスト」「シェード」「アライク」の3コレクションは、どれも個性豊か。
https://studiokiichi.com/
Instagram: @studio_kiichi
「日本革市」のKiichiの紹介ページはこちら。
https://www.kawa-ichi.jp/item/brand/kiichi/

photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka

BACK TO LIST

PAGE TOP