理に適ったものは美しい! シンプルな新定番レザープロダクト。
RECOMMENDED POINTS
日本に職人が少なくなってきた背景から、美しいプロダクトをいかに効率的に作れるか、そんな発想から生まれたブランド、ファブリック(FABRIK)。プロダクトデザイナーの鈴木大基さんは「理に適ったデザインはおのずと美しくなります。つくり方そのものから見直して、息の長いアイテムを作りたい」と語る。一本の糸でステッチを施した姫路産レザーのカードケースや、工芸品をモダンに表現するブランド、アセミコとコラボしたひのきトレイのレザーコースターなど、どれもシンプルで経年変化が楽しめる。鈴木さんが趣味の庭仕事で使える小物入れが欲しいとの思いで制作したヌメ革のハンドルポーチは、モデルの小谷実由さんのよき相棒に。「トートバッグを使う時、使いたいものを探しているとあっという間に中がブラックホール状態に! そんな悩みを解消してくれたのがこのポーチ。見た目より大容量で、細かなものはここにしまっておけます。ハンドルが付いているので必要な時にスッと取り出すこともできる。数あるポーチコレクションの中でも頼りがいのある存在です」
- ファブリック FABRIK
- “FABRIK”とはドイツ語で“工場”の意味。クラフトマン(職人)の山本達朗さんとプロダクトデザイナーとしてキャリアを積んだ鈴木大基さんが2012年に設立。レザーの味わいを楽しめる、シンプルでタイムレスなアイテムを発表している。
https://fabrik-tokyo.net/
Instagram:@fabrik_tokyo
photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, Text: Maki Shibata