美しいアクセサリーに似合う、美しいミニポーチ。
RECOMMENDED POINTS
小さなアクセサリーや腕時計など、フラジャイルなものを保管するなら、しっかりと中身を守ってくれる丈夫さに加え、美しさも備えたレザーポーチを使いたい。時代を超えて長く愛せる、とびきりの逸品をセレクトしよう。
◯一枚の革を四角い形に仕立てた、モルバ(MOLVAR)のスクエアポーチ。ふっくらとした愛らしいルックス、植物タンニン鞣しのオイルレザーならではの経年変化を味わえるのも魅力。ダブルジッパーなので大きく開き、内側の横マチは中のものが飛び出ないよう守ってくれるので、繊細なジュエリーから大きめの腕時計まで収納可能だ。
◯手のひらにおさまる喜市(Kiichi)の愛らしいコインケースは、大切なイヤリングやネックレスを収納するのにもぴったり。型崩れしにくい厚みある革に、細かなエンボス加工と、耐久性・耐光性のある顔料が施されている。使うほどに革らしい柔らかさが生まれ、手になじんでくるのを楽しみたい。
◯革らしい風合いと、コロンとしたフォルムが魅力的なバイフ(BAIHU)のポーチ。厚みのある栃木産レザーに、デザイナーが手作業で染色を施している。マットなブラックは、使うほどに経年変化していくのが楽しみ。時計やアクセサリー以外に、リップケースやピルケースとしても。
- モルバ MOLVAR
- デザイナーの谷口まき子、デザイナー/革職人の谷口りょうじ夫妻が主宰する「革所」のブランド。革という素材、革職人の技術に敬意を払い、長く愛せる革アイテムを制作。植物タンニン鞣しのオイルレザーを使用したポーチやストラップなど、シンプルで優しいフォルムが特徴。
https://molvar.jp/
Instagram: @molvar.jp - 喜市 Kiichi
- 兵庫県の神戸元町で生まれたレザーブランド。オーナー/デザイナーの片山喜市郎が手がける、日本産革と日本の職人技にこだわったシンプルで美しい財布や名刺入れ、ポーチやトートバッグなどの商品をラインナップ。革の種類によって分類された「モイスト」「シェード」「アライク」の3コレクションは、どれも個性豊か。
https://studiokiichi.com/
Instagram: @studio_kiichi
「日本革市」の紹介ページはこちら。 - バイフー BAIHU
- 福島県喜多方市にアトリエを構えるレザー工房。デザインから染色、裁断、縫製、仕上げにいたるまでオーナー/デザイナーの西洋樹が行う。すべて手作業のため、商品は受注生産のみ。栃木産レザーを使用した財布やポーチ、バッグのほか、革のインテリアアイテムなども制作。
https://baihu24.thebase.in/
Instagram: @baihu_kitakata24
photography: Kae Homma, styling: Natsumi Ogasawara, text: Miki Suka